
東京ドイツワイン協会は、2024年11月24日(日)に秋の食事会を開催いたしました。23名の方々にご参加いただきました。会場は2018年にも会を催しましたBitteでした。
今回はドイツレストラン「ツム・アインホルン」を経営されていた会員の野田浩資(のだひろし)様に、ドイツワインとドイツ料理にまつわるお話、ご自身の経歴などをお話しいただきました。






様々な場所でオーナーシェフとして腕を振るわれ、たくさんのお弟子さんを育てられた経歴からのお話は興味深いものでした。また、近著の「音楽家の食卓」や、監修に携わられた「幼女戦記食堂」のご紹介など、数々の著述活動についてもご紹介いただきました。
お料理
- 前菜盛り合わせ
- 付け合わせのパン
- ニュルンベルクソーセージ
- サーモンの細切り野菜のワイン蒸し(野田シェフのレシピから)
- 牛ほほ肉の煮込み(南ドイツの1850年のレシピから)
- シュトレン







ワインリスト
この会で提供したワインは以下のとおりです。
- クロスター・エーバーバッハ ゼクト リースリング
ラインガウ:クロスター・エーバーバッハ/八田
花の蜜の香りで、バランスが良く透き通った果実味を持つ。旨みとキリっとしたミネラル感。 - グリュナー・ヴェルトリーナー ベートーヴェン 第九ラベル 2023
オーストリア・ウィーン:マイヤー・アム・プァールプラッツ/モトックス
白胡椒や洋ナシのアロマ。リッチなミネラルに、エレガントでジューシー。ベートーヴェンの下宿先。 - マキシミン・グリュンホイザー シュロス・リースリング 2020
モーゼル:フォン・シューベルト/日野屋
フローラルでフルーティ、そして存在感のある酸味とスパイシーさ。いきいきとしたミネラリティ。 - リンゲンフェルダー ゲヴュルツトラミナー カビネット ヘアラベル 2022
ファルツ:リンゲンフェルダー/稲葉
葡萄を咥えて畑を駆け抜ける野うさぎ(ヘア)が描かれている。スパイスや花の香り、はつらつとしてフルーティ。 - トラウトワイン シャルドネ 2021
バーデン:トラウトワイン/ヘレンベルガーホーフ
力強さと繊細さが共存した、バランス感に優れたシャルドネ。石灰質土壌のミネラル感。ビオディナミ。 - ヘムスバッヒャー・ヘルンヴィンゲルト シュペートブルグンダー ロゼ トロッケン 2022
ヘシッシェベルクシュトラーセ:ベルクシュトラーセ協同組合/日野屋
生産者がベルクシュトラーセで道路を隔てたバーデンの村からのピノノワール、やさしい辛口。 - エスターハージー メルロー シュナイダータイル 2017
オーストリア・ブルゲンランド:エスターハージー/AWA
凝縮感のある果実味でなめらかなタンニン。家に仕えたハイドンは給料の一部をワインで支払わせていた。 - オッペンハイマー・クレーテンブルンネン・アウスレーゼ(甘口)
ラインヘッセン:ウェーバー/八田
ヒキガエルの泉の甘口ワイン。ブドウ品種のフィントリンクは、ミュラー・トゥルガウの突然変異種。

開催概要
日時:2024年11月24日(日) 11:30受付 12:00開始
会場:Bitte
会費:9,000円(会員、会員以外の方ともに同額)
住所:東京都千代田区永田町2-9-6 十全ビル1階
アクセス:東京メトロ銀座線・南北線「溜池山王駅」5番出口 徒歩2分/東京メトロ丸の内線・千代田線「国会議事堂駅」5番出口 徒歩2分/東京メトロ有楽町線・半蔵門線・南北線「永田町駅」6番出口 徒歩7分